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[三文役者コラム]「深夜に走る」というコト。第5夜 - 2014.12.02 Tue

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 それは忘れもしない2013年12月2日深夜のこと。この日の深夜高速徘徊はまず早稲田から江戸川橋の地蔵通り商店街を抜け、お世話になっております双葉社さんの前を通って飯田橋駅に。そこから新目白通りの神田川沿いを進み江戸川橋駅から少しだけ音羽通りに入って、さらに目白通りの坂を上り、かの椿山荘の手前で階段を下って江戸川橋公園大滝橋付近に出るというルートでした。

 この頃はまだ距離とかペースを深く考えず、走り出してからテキトーにルートを決めていたのですが、日頃よりペースが速めだったのか途中で息が上がっていまい、僕は江戸川橋公園のベンチでしばらく休憩を取りました。で、そろそろ帰ろうかと目の前に流れる神田川を渡るために、一番近い場所にある大滝橋に歩き出したワケですが、そこに(この時期にしては薄着の)ひとりの男性が川の流れを眺めるように(暗いからあんまり川は見えないんですけど)佇んでいた……ように見えました。

 前回記事の流れからすれば、もうお察しの方もいらっしゃるかと思いますが、そうです、その人がいきなり川に飛び込んだのです。すれ違った直後にバシャーン!! というデカい音(あんな音がするんですね~)にビクッ! となって振り返ったらその人はいませんでした。例のごとく、その意味不明すぎる展開に状況を理解するのにおそらく数秒は要したハズなのですが、川を目で追うと、その人は川の真ん中をゆっくり、抵抗をする様子もなくプカプカと流れていきました。こちらも居合わせてしまった以上は、さすがに「また来世!」と立ち去るワケにもいかず、とにかくありったけの大声で呼びかけ(僕が居る方の)川の端まで泳ぐように説得しました。それが正しかったかどうかは知りませんが、日頃からそんな心掛けで生きているワケでもないので、正直、その時はそれしか思いつきませんでした。

 神田川は場所や天候、時間帯によって水深が異なるらしいのですが、幸いにも大滝橋付近は流れも穏やかで、橋から水面まで(たぶん)5mほどはあるのですが、落ちてもケガをしない、それでいて(その時間帯は)ギリで足がつく深さだったようです。ただ、先方はなかなか言うことを聞かず、おまけに僕が黙ると意識が混濁しているのか寝ているのか、またプカプカと流されてしまうのです。とにかく怒鳴るだけ怒鳴って(こちらも夢見の悪い思いをしたくはないので必死です)、なんとか先方を川の端まで誘導することができました。その直後に110番という流れになるのですが、実はこの時点で、どこの橋にいるのか自分でもわかっておらず、電話の向こうから「高速早稲田出口付近にも橋はいくつもあるから橋の名前を教えてください」と言われ、僕はこの日はじめて、その橋が大滝橋だということを知りました。その間にも先方はプカプカと流され、その度に会話を中断しては怒鳴りの繰り返しで、なかなか状況を伝えきれません。そんな中、電話の向こうから「こちらが到着する間に、たとえどんな状況になったとしても絶対に川には入らないでください」と注意を受けました。正直、このあたりには探せば川に降りることができるハシゴが何本かあることは知ってはいました。が、もし先方が酔っぱらいの粗相とかではなく、完全に命を粗末に扱う気でいたとしたら、先方に近寄ったところで命に対する執念の争いになるだけで、負ければ僕が道連れです。その判断も状況によるのでしょうが、少なくともこのストーリー展開では無理です。

 それから5~7分くらいでしょうか、現場にお巡りさんが(自転車に乗って)来てくれました。この頃には先方も川の端でふんばる時間も増え、気が変わったのか状況を理解したのかは知りませんが、プカプカしなくなってきました。とりあえず事情を簡単に説明して、あとはどうやって先方を川から上げるか、というコトになるワケですが、こういう事態においてナニが面倒かと言えば、立場上「じゃあ、僕はこれで。あとはよろしくお願いします」とはいかないことです。こういう現場にひとり出くわすと、この後どういうコトになるのか? それはまた次の機会に。

(つづく)



当然ながら、立場上のんきに写真を撮れるような空気ではなかったので、当時の画像などは一切ありませんが、後日撮影した大滝橋です。この界隈に仕事の拠点を構えてから10年以上が経ち、数えきれないくらい渡ってきた大滝橋ですが、まさかこんなコトで名前を覚えることになるとは夢にも思いませんでした。そしてあの騒ぎの中で、深夜に川沿いを走るランナーが覚悟すべき驚きの事実を僕は知らされることになるのです



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なんでこうなるんでしょうか。
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