2017-08

[三文役者コラム]「深夜に走る」というコト。第7夜 - 2014.12.17 Wed

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 このコラムをこつこつと書き始めてだいたい8ヶ月、自身の運動オンチとポンコツ中年ぶり、そして「まさかここまで」と思うほどの珍妙なエピソードを正直に書かせていただきましたが、肝心の、いや本筋とも言うべきトレーニングとしての「ランニング」について、ここまで一切触れていないという事実に今更ながら気がつきました。それも僕らしい、と言えばそうなんですけど。

 ケガだったり、歯の外科治療だったり、奇人変人たちとの出会い(?)だったり、2013年は嬉しくもないネタ連発で、正直のところ目標をもってランニングができるような状態ではありませんでした。それでも季節が冬に向かう中、ここでサボったら絶対に寒さに負けて走らなくなるし、ウチの2014年の新作であるドライTシャツ「V.T.014」のデザインはこの頃には(あのオカシな体験を経過することによって)ほぼ固まっており、2月には完成させて(自分で着て走るという)テストを始めたかったので、どうしても自分を「真冬でも走れる」状態にしておく必要がありました。

 そんな中、忘れもしない2013年12月24日、クリスマスイヴにかの I phone 5s を入手し(ありがとう! オレ!!)、早速ランニングアプリをダウンロードしました。ここでようやく自分の走行距離や走行ペースを高い精度で知ることが可能となり、以降の深夜高速徘徊はケタ違いに計画的というか目標(?)をもって臨むようになりました。

 2014年1月下旬。この頃の自分はだいたい週3~4日ペースで1回につき4~5km、週末などは坂道が多いエリア6~7kmをキロ6分30秒を切るくらいのペース(遅いとかいうな!)で徘徊を重ねました。深夜という時間帯だと、天候によっては気温0~1℃なんて日もありましたが、走りはじめの10分くらいは地獄(関節が硬いとか、空気が冷たくて耳の奥がイタイとか)なんですけど、軽く汗ばんで体温が上がってくればそれほど苦でもなく、むしろ足を止めると耐えられないくらい寒いので、そのおかげで少しずつですが距離が伸びていったような気がします。このあと2014年6月までは間を空けずに走ることができ、距離やペースにも変化がありましたが、その詳細はまた後日、くだらないエピソードを交えてご報告させていただきます。

 で、走り始めてから4ヶ月が経過した頃というワケで、いやらしい話ですが体重や体調ほか、なにか身体的な見返りがあったかどうか、という割と重要なご報告を。僕は昭和44年生まれの45歳。身長が178cmで、成長が止まってからは体重が47kg(家出同然で上京したので、ホントに金に困っていたのです……)~81kgという結構な振り幅で、過去2回、10kg超えのダイエットを経て2012年に再び81kgに到達しました。で、現在は72~3kgを維持できており、これはまさしく走ったことによる恩恵……と言いたいところなのですが、実は2012年から2013年まで、僕は5回に分けて歯の外科治療を受けており、これを1回受けるごとに体重が勝手に2kg落ちるという(抜糸までマトモに食事ができないからなんですけど)、言うなれば「歯医者さんダイエット」状態で、深夜高速徘徊をはじめる直前から現在の体重になっていました。

 作業場には体重計がないので、毎日というワケにはいきませんでしたが、仕事が早く終わった日などは3~4km離れた銭湯まで走り、サウナを楽しんで(サウナ大好きなんです)体重を量ったりしたのですが、やはり大きな動きはなく、もちろんその原因は走り方もそうですが、食生活ほかとのバランスもあるでしょうから一概には言えませんが、ランニングで痩せたという事実はありません。それと体調面ですが、この頃はまだ走った翌日にもそれなりに疲れが残っていたので、正直のところ快調とは程遠い有様でした。深夜高速徘徊はイイ気分転換になるし爽快感もあるのですが、同時に、がんばって息も絶え絶えで帰ってくる度に「コレってホントに身体にいいのかな~?」というささやかな疑問があったりもします(サウナもそうですね)。もう少し体調ほかで変化があれば言うことも変わってくるとは思うのですが、2014年1月頃の僕の心境はだいたいこんな具合でした。

(つづく)



ウェアの選択や帰宅後のケアさえ間違えなければ、そりゃ寒いことには変わりはないんですけど、真冬の深夜高速徘徊は思っていたほどキツくはないかなあ〜、というのが僕の素直な印象です(むしろ夏場のほうが本気でツライと思いました。その話はまたあらためて……)。が、ここまでくると絶対ムリ! と思い知ったのが2014年2月7日深夜のこと。この日の東京は、観測史上最強クラスという豪雪の予報が出ていました。最新の予報によれば、夜半から降り続いた小雨が明け方に雪に変わり、その後イッキに積もる……とのこと。となると以降しばらくは残った雪の影響で走れないだろうと思った僕は、小雨のうちに走っておこうと深夜3時くらいに外に出ました。が、走り始めて20分くらいで急に風が強くなり、雨脚が強くなったかと思ったら、それはもう雪でした……。風に吹かれてビシバシと顔に当たる雪はハンパない冷たさで、気温もおそらく氷点下になっていたハズで、足下が悪くなるのも時間の問題。「こりゃ早く帰らないとヤバいなあ〜」と、焦って走ったら飯田橋〜江戸川橋間の最速記録を大幅に更新しました。やればできるじゃん!



冗談はさておき、雪が降り始めてから20分で新目白通りのグリーンベルトにはうっすらと雪が積もっていました。雪がグラスに当たって視界は悪いし、足下もジャリジャリしてきて面白いくらいよく滑るのでスピードが出せません。おそらく、ベテランのランナーさんであれば、ある程度の悪天候でも上手く走れるテクニック、あるいはそんな日は走らない! という決断力のいずれかをお持ちかと思われますが、この予想の斜め上をいく展開は、インドア系ド素人の僕にとって先日の神田川ドボンとはまた違う緊張感がありました……





そして、24時間もしないウチに東京23区内はこんなんなってしまいました……



本記事の経験をもとに製作した Various Techniques 初のドライTシャツ「V.T.014」です。夜のランニングやトレーニングに映える、それでいて恥ずかしい失敗をすべて夜の闇の中に葬ることができる……そんなウェアを目指しました。よろしくお願いします!

Various Techniques のTwitter オフィシャルアカウント「V.T.info」ではフォローいただいた方に限り、Tシャツが1着につき200円引きという「フォロー特典(2015年4月2日まで実地)」をご用意しました。割引は委託販売以外の販売方法で有効です。正直、告知アカウントのツィートなんて面白いワケがないのですが、ウザくない程度に控えめに呟きますので、ひとつよろしくお願いします!



年内にあと数回の更新を予定しておりますが、次回のコラムは2015年1月上旬を予定。
番外編として、いろんな意味で暖かい話題をお届けします!
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